特徴

もういろんなことを繰り返し言っていて読者からすれば「またか」と思われることが多いかもしれません。
自分でもそう思っていますが、書いておきたくなったのです。
これは人と違う考え方で、人と違う現象のいくつかを生み出しているものだと思ったので。

失敗は成功のもと
人は失敗して成長する

今この瞬間も誰かが誰かにこの言葉を言っているかもしれない。
こんな幼稚園児のころから知っていたような言葉、もちろん言葉は知っている。
しかし、心はそのとおりに動かない。
失敗したら終わりだと思っているから。
失敗のその後なんてないと思っているから。

ここまで考えたことは多分なかったけど、「成長」という概念自体、私の中にはないんじゃなかろうか。
「ないものは、つくるしかない」なんて、まさに対極だ。
高い目標を持ってがんばって成長して成し遂げたことはあったか?
不可能を可能にしたことはあったか?
自分の力で勝ち得たものはあったか?


私みたいな人を人は「その日暮らし」と呼ぶんだろうか。


上記のような考え方のせいか、私は自分を認める術を持たない。
二兎を追って一兎を得たとしても、あのときああしてれば二兎を得られたのにとしか思わない。
このないものねだりで人を傷つけたことも、恐らく、ある。


自分を責めるって確かに辛い。
いちばん最初にそれを他人に指摘されたのは高1のとき。
それから変わってないんだからなかなか根強い。
指摘した張本人は今頃呆れているかもしれない。


自分にあるものがちゃんとわかれば、
ちゃんと他人を認めることができるだろうか?